2016-07-03

○ 家族写真 ○


昨日今日、びっくりする様な暑さでしたね。
もうまるで、真夏!


メルマガにも書きましたが、
今年は夏の訪れが早いな〜、と感じます。
長くなりそうな夏、
しっかりと元気に乗り切れる様に気をつけたいと思います^^


季節が進んでいくのを感じること、
これまではどちらかと言えば嬉しく思う事が多かったのですが、
今年は季節の移り変わりや、時間の経過が寂しくあったりもします。


このブログでも時々触れていた母ですが、
実は、4月の終わりに転院先のホスピスで、
家族に見守られ静かに旅立ちました。


高齢でもありましたし、
悪性リンパ腫という病名からも覚悟はしていた筈なのに、
私の覚悟なんて、本当に大した覚悟ではなくて、
なかなか言葉にする事、気持ちを整理する事が出来ずにいました。


葬儀が終わり、1日1日と時間が経つにつれて、
病名を告げられてからの5ヶ月間の時間の流れが一気に押し寄せて、
そこに気持ちが追いつかない状態でした。
喪失感という言葉の意味を、初めて本当に知りました。



2年前に大好きな父を亡くした時は、
母を支えるのが私の役目だ、頑張ろうと思ってましたが、
母が居てくれる事が私の支えだったんだな、と
今改めて心から感じています。


性格は本当に正反対で、
気が合うとは言えない母娘、
昔から喧嘩もしょっちゅうだったのに。


私は小さい時から母の言いつけを守らず、
勉強は嫌い、忘れ物ばかり、授業中は上の空、
大きくなったらお洒落と遊ぶことばかり大好きで、
学校からは呼び出される本当に出来の悪い子で。。。


今の私よりずっと若かった母は、
私をなんとか育てるのに必死だったに違いないと、
今はもう育ててくれた事に感謝しかないのが、心からの実感です。


そんな私が大好きなアクセサリーの仕事をする様になり、
沢山のご縁に恵まれてお仕事を続けていられる事を、
父も母も何より喜び、応援してくれていました。


2ヶ月が過ぎて、少しずつですが、
私が前を向いて、これからの私の人生を実りあるものにしていく事が、
父と母が一番喜んでくれる事だと思える気持ちになってきました。



溢れる気持ちはまだまだ沢山なんですが、
情けない事に書いていて、今も涙が出る始末。
こういう気持ちには、日にち薬しかないな〜、と思って、
時々カッコ悪くも泣いてます。


最後にお恥ずかしいけれど、昭和ムード満載の家族の写真です。
見事なオカッパ、笑ってください!







ワカメちゃんか、ちびマルコちゃんかと言うくらいの見事なオカッパ。
もちろん、母のカットによるものです^^;;;
うちの母は、子供にはオカッパだと決めていた人で。。。
私は限りなく三つ編みに憧れていました〜。



セーターは母の手編み、
私のサイケなズボンは。。。多分私の好みだったんだと思います^^;;;



左上は母のお友達と一緒に
京都の祇園祭、宵山を見に行った時のもの。


右上は私が短大入学の時に撮った家族写真。
こうして見ると、姉と父はホントよく似てます^^







当時は殆ど母の手作りの服を着てました。
ピアノの発表会で着たこのジャンバースカート、
胸にはイニシャルの刺繍があって、今見るととっても可愛いんですが、
私はキラキラのロングドレスを着ている子に憧れる、
何とも親不孝な子でした^^;;;









左上は母のお見合い写真。
葬儀の時に、和歌山の叔母が持ってきてくれました。


母は本当に気の強い人で、
私は母のようにはならないぞ、と小さい時から思ってましたが、
今写真で見ると、私と母、顔だちや体の形が結構似ているみたいです^^;;;


そして、母の事もよく知っているスタッフYには
性格もソックリなとこあるよ〜、とよく言われます^^;;;


結婚当時、父はお相撲さんばりの太っちょで、
母の倍の体重だったそう。


昔母に、よくこんな太った人と結婚したね〜と聞いたら、
「ママは東京に行ければ誰でも良かったのよ〜」と
憎まれ口を叩いてました。
ホントのところは違ったみたいなんですけどね^^



最後まで、この長いまとまりのない文章を読んでくださって、
本当にありがとうございました。


明日から、また私らしく頑張っていきますね。
どうぞよろしくお願い致します^^